○議長(
佐藤峯夫君) 日程第7、議案第7号 仙北
市税外収入金の
督促手数料及び
延滞金徴収条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。16番、
八柳良太郎君。
◆16番(
八柳良太郎君) それでは、私のほうから議案第7号 市税の
市税外収入金の
督促手数料及び
延滞金徴収条例の一部を改正する
条例制定について質問をいたします。 現行の日銀における
商業手形の
基準割引率から新しく別の基準でやられるということになるわけでございますけれども、この変わった、この
延滞金を課すという基準がなぜ変わったのかについて
お知らせをいただきたいというふうに思います。 それから、もう1点でありますけれども、
地方自治法第231条の3第2項の規定によりまして、この
収入金については
分担金、
使用料、
加入金、
手数料及び過料その他の歳入ということにこれが適用できるというふうにありますけれども、平成25年度の場合はどのくらいの
滞納金額があって、どのくらいのそれに対する
延滞金額であったのかという点。それから、新年度はどのぐらいの減になりそうなのかについて
お知らせをいただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(
佐藤峯夫君)
高橋総務部長。
◎
総務部長(
高橋俊一君)
八柳議員の御質問にお答えしたいと思います。 この今回の
条例改正がなぜ行われたのかというような最初の御質問であったとございますけれども、今回の改正の理由といたしましては、国税あるいは
地方税法の一部改正に伴いまして
市税等の
延滞金の利率の
引き下げが行われました。これは、
先ほど質問の中にもありましたように日銀の
長期金利等が長期間にわたりまして
低利率が続いているというようなことに鑑みまして、国税、
地方税におきましても
延滞徴収率等の
引き下げが行われたことに伴いまして、
税外収入の
延滞金につきましても
市税等の
延滞金と同じ
考え方で取り扱うのが適当であるというようなことから所要の改正を行うものでございます。 理由につきましては以上でございますが、
あと税外収入の
延滞金の部分について、じゃあどのぐらいのものが現在あるのかというふうな御質問でございましたけれども、現在、例えば平成25年度、それから来
年度予算についてというふうな御質問でございましたが、
延滞金の徴収の実績、それから来年度の
予算等で
税外収入の部分についての
延滞金の徴収については、現在予定しているものはございません。 以上でございます。
○議長(
佐藤峯夫君) 16番。
◆16番(
八柳良太郎君) 後段のほうから、予定しているものはないと。そうすると滞納はないということですよね。この分についての滞納はないということだと思います。その点ひとつ後でお答えいただきたいというふうに思います。 それから、第1点のほうですけども、日銀のその長期間の利率、長期の利率が下がっているということで連動してだと、こういうことでありましたけれども、私も日銀の
基準割引率及び
基準貸付利率、公定歩合として掲載されていたものということで、その推移を見てみました。その金利の割合というのは、18年、19年、20年と全部これ違っているわけですね。18年では0.4%、19年は0.75、20年の10月には0.50、これ
短期プライムレートに連動していくものだと思いますけども、12月は0.30%になっております。こういうふうに基準は毎年こういうふうに変わっているわけですが、その
延滞金の
加算率はないと、
先ほど延滞金はないということでしたが、そうすると以前も全くないということなのかということについて
お知らせ願いたいと思います。
○議長(
佐藤峯夫君)
高橋総務部長。
◎
総務部長(
高橋俊一君) 今回のこの改正に伴いましてこの金利の計算につきましては、今おっしゃられた部分にもございましたけれども、前年の11月30日を経過するときにおける
日本銀行法第15条第1項第1号の規定により定められる
商業手形の
基準割引率にプラス4%というような
計算方式ということでございますので、その年々の状況によって変わるものというふうに理解はしてございます。 今現在のその
延滞金の過去の部分についてでございますけれども、
滞納金、いわゆる
滞納繰り越しの部分についてがないということではございませんけれども、今現在、予算上でその
延滞金を具体的な予算として予測しているものは現在はないということでございます。
○議長(
佐藤峯夫君) 16番。
◆16番(
八柳良太郎君) わかりました。じゃあ全然なかったというわけではないということだと思います。 それで最後なんですが、今、部長がおっしゃられましたけれども、この今度新しくなる基準については日銀の
短期プライムレートの推移によってということだわけでありますけれども、その日銀の
短期プライムレートというのは毎月毎月これ動いているものでありまして、結局、前の年の1年分を次の年の12月にこれだけなりましたよというふうな税の賦課の仕方になるということだと思いますけども、
短期プライムレートは私も調べてみたんですがほとんど動いてないんですね。平成20年11月に1.925%、それから平成21年1月13日で1.725というふうになっています。今後、例えば条例が確かこの
プライムレートによって動くという条例になっておりましたので、今後もし、
短期プライムレートは余り動かないわけですが、動いたときはやはりそれに連動して高くなったり安くなったりするということになるのでしょうか。これ最後の質問です。
○議長(
佐藤峯夫君)
高橋総務部長。
◎
総務部長(
高橋俊一君) 基準日における
基準割引率にいわゆる足す4%というふうな
特例割合というようなことでございますので、その
時点時点の状況によって連動されるものだというふうに理解をしてございます。
○議長(
佐藤峯夫君) 16番、
八柳良太郎君の質疑を終わります。
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△議案第8
号~議案第29号の質疑
○議長(
佐藤峯夫君) 日程第8、議案第8号 仙北市
障害程度区分認定審査会の委員の
定数等を定める条例の一部を改正する
条例制定についてから日程第29、議案第29号 平成26年度仙北市
簡易水道事業特別会計予算までを議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告がございませんので、質疑を終わります。 なお、日程第18、議案第18号 平成26年度仙北市
一般会計予算については、予算常任委員会において質疑を行います。
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△議案第30号の質疑
○議長(
佐藤峯夫君) 日程第30 議案第30号 平成26年度仙北市
病院事業会計予算を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。2番、
熊谷一夫君。
◆2番(
熊谷一夫君) 議案第30号 平成26年度仙北市
病院事業会計予算の新会計基準適用に伴う引当金の特別損失として、市立田沢湖病院3億1,041万4,000円、市立角館総合病院18億1,981万8,000円の収益的支出が当初予算にありますけれども、一体今回の特別損失のものは何年間何人分の貸倒れ、また賞与、また法定福利費、退職給与費が計上されているのか伺います。通常の特別損失の場合は火災とか災害損失とか盗難損失とかいろいろ投資損失とかそういったものがあるわけですけれども、そういった件につきましても詳しく伺いたいと思います。 それからもう一つ、当初予算にありますけれども、予算書の301ページの他会計からの補助金1億4,617万7,000円を
一般会計から病院事業会計への補助を行いますけれども、年次途中の補正予算でこの後繰り入れをまたしなくても資金繰りのほうは大丈夫なのか、また、繰り入れをもしする予定であればどのぐらいの予算を見込んでいるのか伺いたいと思います。
○議長(
佐藤峯夫君) 藤村
医療局長。
◎
医療局長(
藤村好正君) 議案第30号 病院事業会計についてお答えいたします。 初めに、引当金についての部分でございます。今回の公営企業会計基準の見直しは、将来の費用の発生原因が当該事業年度以前に起因するものを引当金として計上することが義務化されたというものでございます。これは一般の会社というか企業でやっている会計に公営企業のほうもより近づけるという趣旨のものというふうに理解しております。つまり費用の発生主義をより厳格に適用して、その年度、今回の場合は平成26年度ですけれども、正確な損益、それから財務状況の適正な表示を目的にするということで見直されたというふうになっております。各引当金の金額については予算書の予算実施計画、ページ数で言いますと309ページに田沢湖病院分、313ページに角館総合病院分が計上されております。額についてはごらんになっていただければわかると思いますけれども、賞与引当金、田沢湖病院が2,108万7,000円、角館総合病院が1億806万6,000円というふうに、おのおのの部分は予算書のほうをちょっとごらんになっていただきたいと思います。 それで、特別損失に計上した引当金の内容でございますけれども、最初に賞与引当金と法定福利引当金について、これは同様の趣旨で計上されたものということで一括して御説明したいと思います。 平成26年6月に支給されます期末勤勉手当のうち、平成25年度に支給事由が発生したものということでございます。つまり期末勤勉手当の基準日というのは6月1日と12月1日というふうになっております。したがいまして、12月1日から3月31日までの4カ月分というのは平成25年度に発生したものを平成26年度に支給するということでございますので、その4カ月分については平成25年度に発生したということで引き当てという形で計上するということになっております。対象人員でございますけれども302人分、内訳としまして、田沢湖病院が48人、角館総合病院が254人というふうになっております。 次に、退職給付引当金でございます。これは今年度末、平成26年度末に在職する職員のうち、退職する人を除いた全職員が平成26年度中に自己都合により退職するとした場合の退職金の支給総額を計上するということでございます。したがいまして、先ほどから言っておりますけれども退職金というのは勤務した年数に応じてその支給額が決まるということになっておりまして、平成25年度までの積算分は平成26年度の自己都合により退職した場合に払わなければならない総額を計上するということになっております。なお、仙北市の場合、一部事務組合として退職手当については秋田県総合事務組合に加入しておりますので、そこの部分では積み立てをしております。ただ、先ほど言いました総支給額から積み立て分を除いた額ということで、総額として19億7,285万7,000円が必要になると。今言いましたように全職員が自己都合により平成26年度中に退職する場合ということの最大限の額ということでございます。対象人数についてでございますけれども285人ということで、田沢湖病院が43人、角館総合病院が242人というふうになっております。 それから、貸倒引当金についてでございますけれども、過年度の未収金のうち、債務者が死亡して相続人が相続放棄したもの、それから相続人が不明なもの、それから債務者が破産した場合、それから所在不明などによりまして回収不能ということで、将来的に不納欠損となる可能性の高い金額を計上しているということでございます。今回計上した対象でございますけれども、平成10年から平成24年までの未納者のうち先ほど述べました理由に該当するものでございまして、延べ件数として215件、内訳は田沢湖病院が87件、角館総合病院が128件というふうになっております。 次に、病院事業会計の資金繰りの御質問でございました。
一般会計からの補助金1億4,617万7,000円で間に合うのかというような御趣旨だと思いますけれども、病院事業に対する
一般会計からの補助金等の仙北市の
取り扱いのルールという部分から説明したいと思います。
一般会計から病院事業会計に出す、出すというか補助する部分については、補助金、それから負担金、出資金という種類で支出しております。今回議員の御質問の部分については、収益的事業に対する補助金という部分で1億4,617万7,000円ということでございます。その額の算定のルールでございますけれども、地方交付税の需要額に病院事業分として算入されている額を基本的には
一般会計から出す金額ということにしております。このほかに、先ほども言いましたように負担金とか出資金という額もございます。トータルとしますと、平成26年度当初予算で計上しておりますのは6億2,565万3,000円というふうになっております。また、平成26
年度予算で今言いました地方交付税の需要額に算定されていない部分ということで、医療局に対する支出の分、予算上では1,000万円でございますね、それから医師等の修学資金に関する、貸付に関する部分については交付税の算定には入っていない部分で
一般会計からの支出を予定しているものでございます。 それから、御質問でありました資金繰りの悪化に対する補正予算の編成ということを考えているかということでございますけれども、現在のところそういう補正予算の編成ということは想定しておりません。今回というか平成25
年度予算でもありますけれども、今回の病院事業の補正予算にもありますけれども、交付税の算定というのは予算編成時点ではあくまでも見込みでやっておりますので、額が確定した段階で精算するというような
取り扱いというかルールでやっておりますので、今回、交付税の算入額が減少したということで今回は減額措置という形で補正予算を提案しているところでございます。 資金繰りについてでございますけれども、予算上では第6条の一時借入金の中でその予算繰りをしているという状況でございます。 以上で御説明を終わります。
○議長(
佐藤峯夫君) 2番。
◆2番(
熊谷一夫君) 一事業年度で今回特別損失として出てきたわけでございますけれども、これ新会計基準の適用に伴って出てきた特別損失ということなわけですけれども、両方の病院を合わせて21億3,000万円というやっぱり多額のお金の要するに特別損失なわけでありますし、また、なおかつ未収金の部分の不納欠損の部分が平成10年から平成20年までのやっぱり金額、この部分も要するに特別損失という形での今回の当初予算での見込みなわけです。いいですか。その部分をもう一回、要するに不納欠損部分と、それから要するに未収金の部分、それから貸倒れの引当金というようなことでの部分だと思います。賞与とか、それから退職金の件はわかりますけれども、理解できますけれども、その部分の不納欠損、それから未収金の部分の要するに10年間の部分を特別損失で計上するということの理由というかそこら辺をはっきり示していただきたいなと思いますけれども、そこら辺はどうでしょうか。
○議長(
佐藤峯夫君) 藤村
医療局長。
◎
医療局長(
藤村好正君) 未収金と貸倒引当金の関連ということで御質問だったと思います。平成26年度の予定貸借対照表上の部分でございますけれども、流動資産としての未収金、これが7億2,803万6,000円、これは医療保険の収入等が2カ月遅れるということも含まれての部分でございますけれども、このうち、今言いました将来的に不納欠損、絶対回収が難しいだろうというふうに見込まれたものということで607万8,000円を計上したということでございます。これは今回の法というか会計基準の改正趣旨でも述べましたけれども、未収金というのは資産としてずっと残るんですけれども、将来的に絶対に回収不納、現金化といいますか返ってこないものもずっと流動資産として会計上に残しておくということは実態とそぐわないだろうという判断のもとでの改正というふうに理解しておりまして、先ほど言いましたように不納欠損になる、ということは結局絶対回収にならないという部分を会計貸借対照表上は資産からは除いておくということで計上しているということでございます。
○議長(
佐藤峯夫君) 2番。
◆2番(
熊谷一夫君) 最後にあれですけれども、非常にそれでなくても厳しい病院の経営状態だと思いますので、ましてや新しい新病院がこれから建設されるというようなことでありますので、今回の607万8,000円の要するに困難な回収不納ということは不納欠損であるということでございますけれども、今後こういった不納欠損を幾らかでも少なくするようなそういう努力をしていただきたいことと、それから特別損失によることは一事業年度でありますけれども、できるだけ少額にとどめるというようなことを頑張っていただきたいということを念願いたしまして終わりたいと思います。
○議長(
佐藤峯夫君) 2番、
熊谷一夫君の質疑を終わります。
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△議案第31号~諮問第1号の質疑
○議長(
佐藤峯夫君) 日程第31、議案第31号 平成26年度仙北市
温泉事業会計予算から日程第55、諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてまでを一括し議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告がございませんので、質疑を終わります。 なお、日程第36、議案第36号 平成25年度仙北市
一般会計補正予算(第13号)については、予算常任委員会において質疑を行います。 以上で各議案の質疑は終わりました。
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△議案第1
号~議案第52号の委員会付託
○議長(
佐藤峯夫君) 日程第1、議案第1号
総務部及び
教育委員会に係る
消費税法及び
地方税法の一部改正に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第52、議案第52号 市道の認定についてまで、以上の各案は付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託をいたします。
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△散会の宣告
○議長(
佐藤峯夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 (午前10時40分)...